秋空
11月も残すところ、わずかになり、寒い日が続いております。
音楽祭まで3ヶ月少々となりました。
今日は、毎年、伊福部先生宅で行われた新年会の写真と、
伊福部先生の育った北海道・十勝の秋空の写真を2本だてで UPします。
1枚目は恒例の新年会。
黛敏郎さんが伊福部先生に何か見せていますね。
皆さんも喜んで楽しそうです。
2枚目。北海道/十勝の秋空
「シンフォニア・タプカーラ」はこの大地の情景を念頭に思い描きながら書いた作品です。音楽祭でも3部で取り上げる、壮大なオーケストラ曲です。
→ この曲も含めて、3部の曲目紹介は、次回、和田薫さんからありますよ。お楽しみに!!
伊福部昭音楽祭 藤田崇文
私は生まれも育ちも帯広なのですが、昨年の「伊福部昭音楽祭 in 音更」に母を連れていったところ、クラシック音楽などまともに聴いたことのない母が「これは本当に十勝の人が書いた音楽だ」と言い出したので驚きました。 伊福部先生のモットー「大楽必易」が実現した一例だと勝手に考えている次第です。
私にとっても、特にシンフォニア・タプカーラの第2楽章は十勝平野の風景に他なりません。実は伊福部先生の音楽を耳にするまで、故郷に対する思い入 れはそれほど強くないと思っていたのですが、伊福部先生の音楽は、十勝平野の風景が心の奥底で自分を規定しているということを気づかせて下さいました。 「集合的無意識」は本当にあるのだと痛感致します。
今度の音楽祭には、やはり帯広出身の友人と出かけたいと思っています。音楽祭の成功を心よりお祈り申し上げます。
x1wand 様
心温まるメッセージありがとうございます。
写真2枚目の十勝の防風林は本当に美しいですよね。
帯広空港に着く時、飛行機の窓から大地を眺めると、緑の大きなパッチワークが広がっていて、感動的です。
伊福部先生の音楽は、この雄大な大地が育み、大きな原点となりました。
音楽祭のフィナーレ「シンフォニア・タプカーラ」は十勝平野交響曲ともいうべきでしょうか?
音楽祭には遠路の帯広からご友人と御来場いただけるとのこと。
お気をつけてお起こしください。心よりお待ちしております。
伊福部昭音楽祭 藤田崇文